退職代行と弁護士事務所の3つの違いは?メリット・デメリットも解説

退職代行サービスとは?
この記事で解決できる悩み

❶退職代行サービスと弁護士事務所の違いは何?

❷それぞれのメリット・デメリットを整理して欲しい!

❸相談してからの流れを教えて!

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退職代行サービスについて利用を検討している方の中には弁護士事務所との違いが明確に理解されているでしょうか。

ネットで検索しても理解することが難しいと思われたかもしれません。こちらの記事ではそのような方向けにシンプルにわかりやすく解説していきます。

記事を読み終えるころには、退職代行のサービスと弁護士事務所の違いが分かり、どちらに相談すれば良いかが明確に分かります。

※関連記事
>>退職代行とは?サービス内容や料金相場についてすべて解説します!

退職代行サービスと弁護士事務所の違いは3つ

では早速退職代行サービスと弁護士事務所の違いを解説していきます。ズバリこちらの3つです。

  • サービス内容
  • 対応する担当者
  • 営業時間

サービス内容

一つ目の違いは「サービス内容」です。

民間企業が運営する退職代行と弁護士事務所のサービス内容の比較はこちらをご覧ください。

  サービス内容
退職代行
  • 退職の意思を会社へ伝える
  • 退職手続きのサポート
  • 転職相談
弁護士事務所
  • 退職の意思を会社へ伝える
  • 退職手続きのサポート
  • 有給休暇の消化や退職金の交渉
  • 損害賠償訴訟やトラブルに対する対応
  • 残業代や未払い給与などの請求

弁護士事務所では、退職代行サービスが対応するサービスに加えて会社との交渉や請求まで対応することができます。

つまり、退職代行ができることは弁護士事務所が提供するサービスのうち一部のみであると言えます。

対応する担当者

二つ目の違いは「対応する担当者」です。

  • 退職代行サービス:一般的なスタッフが対応
  • 弁護士事務所:弁護士が対応

弁護士事務所の場合は担当者が司法試験を合格した弁護士となりますが、民間の退職代行サービスでは特に資格などは保有していない一般的なスタッフが対応することになります。

そのため、法的な対応が必要となる場合は、弁護士事務所ではないと違法行為となる場合があります。

営業時間

3つ目の違いは「営業時間」です。

弁護士事務所の場合は、営業時間が明確に示されているケースが多く、特に電話対応が可能な時間帯は限られています。

  • 退職代行サービス:24時間対応可能
  • 弁護士事務所:9:00〜22:00(※事務署により異なる)

一方で、民間の退職代行の場合は24時間365日対応している場合も多くいつでも連絡を取ることができます。

退職代行と弁護士事務所のメリット・デメリット

続いて退職代行サービスと弁護士事務所のメリット・デメリットについて解説してきます。

ぜひあなたが重視するポイントにどちらがマッチしているのか確認してみてください。

退職代行サービスのメリット・デメリット

退職代行のメリット・デメリットについてです。

メリット
  • 料金が安い
  • 24時間365日相談ができる
  • 転職相談まで対応してくれる
  • 口コミ評価の数が多い
デメリット
  • 対応できるサービス内容が限定的
  • サービスの質が低い業者がいる
  • 法的なサポートができない
  • トラブルに巻き込まれることがある
  • 経験の浅いスタッフが対応する可能性

料金を抑えて利用したいのであれば退職代行サービスがおすすめです。

口コミ評価の数が増えてきており、良質なサービスを提供してくれる業者を選定することができるようになってきています。

弁護士事務所のメリット・デメリット

続いて退職代行のメリット・デメリットについてです。

メリット
  • 対応サービスが豊富
  • 法的な問題に専門的な観点でアドバイスをもらえる
  • 万が一の訴訟時でも安心
  • 労働問題に精通している
  • 非弁行為となるリスクが低い
デメリット
  • 料金が高い
  • 営業時間が限定されている
  • 退職金などを請求する場合には追加料金が発生する

サービスの質を重視するのであれば弁護士事務所がおすすめです。

特に労働問題に精通している弁護士に相談すれば、あなたが抱えている問題を合法的に解決してくれます。

料金はやや高くなる傾向になりますが、万が一の訴訟の際にも安心して依頼できる点は大きなメリットになると思います。

退職代行の料金相場についてはこちら
>>【2024年】退職代行サービスの値段はいくら?料金相場を徹底解説

退職代行サービスと弁護士事務所の利用手順

最後に、退職代行を利用するときの流れを解説します。

退職代行サービスの利用手順

退職代行サービスの流れ
  • Step ①
    無料相談の問い合わせ

    各サービスの公式サイトからLINEやメールで無料相談することができます。ここでは料金は発生しませんので、気軽に相談が可能です。

  • Step ②
    ヒアリング・面談

    ヒアリングシートなどを用いて退職希望日やその後の手続きについて詳細な確認を行います。

  • Step ③
    契約・支払い

    Step②で退職日などの確認を終えたら料金の支払いを行います。

  • Step ④
    会社へ退職通知

    退職希望日に合わせて代行業者が会社へ退職の連絡を行います。

  • Step ⑤
    退職の手続き

    退職届や貸与物・返却物の対応をします。基本的には郵送で行うため会社に行ったり連絡を取り合う必要はありません。

弁護士事務所の利用手順

弁護士事務所の流れ
  • Step ①
    無料相談の問い合わせ

    基本的には対面での相談となります。サービスによっては退職代行サービス同様にLINEやメールでも相談可能。

  • Step ②
    情報共有

    弁護士事務所側から退職代行の流れや入金方法について説明を受けます。退職の希望日や会社でのトラブルの有無について情報を提供します。

  • Step ③
    支払い

    Step②で退職日などの確認を終えたら料金の支払いを行います。決済方法は銀行振込となるケースが多いです。

  • Step ④
    打ち合わせ

    退職日や有給休暇を消化する日程、未払い賃金・残業代を請求するか、パワハラに対する慰謝料請求を行うのかなど具体的な内容の打ち合わせを行います。

  • Step ⑤
    会社へ退職通知・報告

    退職希望日に合わせて代行業者が会社へ退職の連絡を行います。その後、即座に結果について報告を受けます。

  • Step ⑥
    退職の手続き

    退職届や貸与物・返却物の対応をします。

予算や依頼内容を決めてから無料相談してみましょう

今回は退職代行のサービスと弁護士事務所の違いについて解説しました。

おさらいをすると主な違いは次の3つです。

  • サービス内容
  • 対応する担当者
  • 営業時間

どちらか迷った際には「予算」と「依頼内容」で判断すると良いでしょう。気になるサービスがあれば実際に無料相談することをおすすめします。

もしも今から探される場合はおすすめの退職代行を【最新比較版】退職代行サービスおすすめ10選|初めての利用者向けで紹介していますのでぜひチェックして見てください。

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